
こんにちは。ゆやかのです。
今回は蒸さずに焼き上げる関西風の「うなぎ水門(長野県岡谷市)」をご紹介します。
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今のところ関西風の焼き方の鰻屋では「うなぎ水門」がベストです。
水門を紹介してくださったのは蒔絵教室の先生で蒔絵師の松田祥幹先生です。
東京に住んでいた時も数ヵ月おきのペースで、片道3時間半~4時間かけ、時には泊まりがけで2日連続で水門に鰻を食べに行ったりしていました。
初回は感動して、2回目は初回に味わった感動と期待を上回らないことが多い中、水門は何回食べても初めて食べたかのような感動を味わうことのできるお店です。
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人気店のため、開店時間前に並ぶか、4名以上で予約可能ですので4名以上の場合は予約すると良いかとおもいます。
うな重特上(うなぎ4枚)です。
2段のお重を開けると上の段は鰻2枚、下の段はご飯の上に鰻が2枚です。
てりてり!
鰻のさばき方は関東風の背開き(切腹を暗示する腹開きを武士が嫌ったため関東は背開き)で、焼き方は蒸さずに焼き上げる関西風です。
香ばしい良い香りがします。
初めて水門に行ってお重の蓋を開けたときは、失礼ながら結構おおざっぱに見えて、本当に美味しいのだろうかと思ったのを覚えています。
しっぽの部分が焦げているように見え、先に食べてしまおうと一口食べた瞬間、衝撃が走りました。
こんなに香ばしくて美味しい鰻のしっぽを食べたのは初めてで、2回目からはしっぽは最後のお楽しみとなっています。
しっぽだけでなく、どこを食べても皮面はカリカリで香ばしく、中のジューシーさとの対比がたまりません。
とても肉厚な鰻。歯応えも楽しめる蒲焼きです。
蒸していないから油が落ちていないのか、中がとてもジューシーです。
店の外に排出される鰻を焼く煙がたまらなく良い香りで、換気扇前に車を停めて、帰りのサービスエリアで微かに残る鰻の煙の香りを楽しんでいます。
ちなみに長野県岡谷市は「信州 うなぎのまち岡谷」として、パンフレットやゆるキャラもうなぎで、市をあげて鰻をPRしています。
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「信州 うなぎのまち岡谷」のPRサイト
http://www.kanko-okaya.jp/eat/unagi/
うなぎのまち岡谷のPRサイトによると、かつて諏訪湖でうなぎが採れたことから、湖周辺にうなぎのお店が多いのだそうです。
また水門に行ける日を楽しみにしています。
うなぎ水門のお店の概要
[お店概要]
店名: うなぎ水門
ジャンル: 鰻・川魚料理
所在地: 〒394-0034 長野県岡谷市湖畔4丁目1−30