
こんにちは。ゆやかのです。
埼玉県川口市にある川口展示場に、ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)のCUBIC roomy(キュービックルーミー)を見学しに行ってきました。
川口展示場のキュービックルーミーは、2階建て延床面積30坪台のリアルサイズのモデルハウスです。
展示場は二世帯住宅の豪華で大きいモデルハウスの中、ヘーベルハウスのキュービックルーミーは夫婦もしくは夫婦+子供の世帯にちょうどよい広さで、参考になりました。
この記事のもくじ
斜め屋根のキュービックルーミー
最近テレビでおしゃれでイケイケなCMを流していて、20~30代の若年層をターゲットにしたヘーベルハウスの戦略は、キュービックルーミーが体現しているようで、随所にくすぐられるところがありました。
外観は、斜め屋根のシンプルなデザインで、洗練された印象です。
それでは、さっそく中におじゃましま~す♪
キュービックルーミーの1階部分
川口展示場のキュービックルーミーは、2階にLDKと風呂などの水回りが集められています。
1階は、主寝室と2つの居室の、全3部屋+トイレです。
主寝室はコンパクトながら、落ち着いた空間になっています。開口も大きく開けられ、枕元の窓も大きく、明るい部屋になっています。
鏡を立てかけてある壁の中には制震フレーム(ハイパワードクロス)が設置されている部分です。
ベッド側から入り口側を撮影した写真です。
階段2段分のダウンフロアとなっているため、天井はその分高くなっています。
ちなみに左側の棚は造作したものではなく、市販のものを造り付けているそうです。
こちらは1.3帖のウォークインクローゼットです。夫婦2人分の衣類を収納するには少しコンパクトかなといった印象です。
ウォークインクローゼット内のネイビーの壁紙の色が素敵です。
ベッド上のライトです。間接的な照明となっていて、設計された方の細かなこだわりを感じます。
主寝室と居室をつなぐ部分に、ちょっとした書斎コーナーがあります。こういうスペース、めちゃくちゃ魅力的です♪
書斎コーナーから2段上がると、6帖の居室があります。
棚の奥に見えるのがもう一つの居室で、6帖あります。そちらは打ち合わせスペースのようになっているため、割愛します。
反対側から撮った写真です。ベッドの奥にコンパクトな机も置くことができるくらいの広さがあります。
収納がないため、造り付けで収納を作るか、置型のラックなどを設置する必要がありそうです。
また、この部屋への動線は主寝室か、隣の居室を通る必要があるため、完全なプライベート空間とはならなそうです。
階段で2階に登ります。(写真は2階から下を撮影しています。)
キュービックルーミーは2階が楽しい♪
川口展示場のキュービックルーミーは、2階にLDKと水回り、テラスやロフトもあり、とても楽しい空間が凝縮されています。
ダイニングからリビングを見た写真です。
ソファのこのスペースいいなあ。インテリアもこだわりがあって、カッコいいです。
キュービックルーミーの2階の水回り
先に水回りを紹介していきます。
この洗面化粧台は秀逸だと思います。
普通にプランニングすると、洗面台の横に洗濯機を置くスペースを作りたくなりますが、洗面台の天板が壁から壁いっぱいに設置されているため、デザイン性の高い洗面スペースとなっています。
お風呂場はユニットバスです。下着やタオルは洗面台下のキャビネットに収納する必要があります。
トイレは2階の中央あたりにあります。ちなみに、TOTOのネオレストAHです。
キュービックルーミーのキッチン
川口展示場ではステンレストップのオープンなキッチンで、若い世代に人気のあるプランです。
キッチンの手元隠しはタイル張りです。
観音開きのキャビネット扉は、底板のないもので、出し入れがしやすそうです。
キュービックルーミーのリビング・ダイニング
続いてダイニング・リビングを紹介していきます。
ダイニング側からキッチンを見ると、手元隠しが高めにとってあるため、ちょっとしたカフェのようにも感じます。
キッチンからダイニング・リビング・テラス方向を見渡すとこんなイメージです。
部屋の対角線を長くとると、伸びやかな広い空間に感じるそうで、遮る壁もないため、開放的に感じました。
右のほうに見える白いはしごからロフトに登ることができます。
リビング側からロフトを見上げると、わくわくせずにはいられません。
ロフトからリビング方向を見下ろしたイメージです。
室内窓がよい感じで、ぜひどこかに採用したいです。
ロフトです。まさに秘密基地。きっと子供が大好きな空間だと思います。
ここにこもって音楽を聴きながら本を読みたい!
窓があるため、ちょっと暑いです。
キュービックルーミーのディテール
川口展示場のキュービックルーミーはディテールのこだわりがスゴイです。
スイッチ類がスマートにまとめられて、すっきりしています。
コンセントもおしゃれ!
実用的には2口が便利かとは思いますが、おしゃれさも重要。
ヘーベル板(右から2つめ)を、サイディング(1番左)や鉄筋コンクリート(1番右)などと比較した展示です。
下から熱して、表面温度を触って比べられるようになっていて、確かにヘーベル板は熱を通しにくいようです。
外壁です。中央の縦の溝はコーキング仕上げで、右側の縦のヘーベル板のデザインの溝と比べても見分けがつきません。
外壁パネルと外壁パネルの溝が目立ちにくく、デザイン上、とても美しく見えます。
ヘーベルハウスの鉄骨を支える、制振フレーム「ハイパワードクロス」です。
鋼の素材も「極低降伏点鋼」と呼ばれる独自の鋼材が使われているそうです。
この制振デバイスで地震の揺れを吸収する構造だそうです。
壁の断面です。右側の白っぽいものがヘーベル板で、外壁側。クリーム色の板がネオマフォームという旭化成独自の断熱材。その内側にえんじ色の鉄骨といった構造になっています。
外壁側には空気層がなく、内壁側に空気層が設けられています。
杭基礎の見本です。軟弱な地盤の場合、このようにとても太く、簡単に引き抜けないような羽根がついた杭が使われているそうです。
キュービックルーミーまとめ
20代〜30代の子育て世代にぴったりのサイズのモデルハウスで、建物面積30坪(延べ床面積100㎡)くらいのおうちを検討されている方は、とても参考になります。
また、オプションの材料や造作を使わず、標準で工夫して設計されているため、豪華すぎず、実際にこんな家になるんだろうなとイメージしやすかったです。
とても凝ったパンフレットをたくさん頂いてきました。これから家を建てようとしている方はぜひ見学されることをおすすめいたします♪
[モデルハウス概要]
名称: キュービック・ルーミー 川口展示場
所在地: 埼玉県川口市幸町3-6-20 川口住宅公園
売主: 旭化成ホームズ株式会社
延床面積: 103.67㎡
構造及び階数: ハイパワード制震ALC構造(鉄骨)